
#工事部 #建築課 #2019年4月入社 #新卒入社

東北建設で思い描く未来を実現
もともと県外で働くことは考えておらず、親が近くにいることや、自分が長男であることを考えると、地元で働くほうが将来的にも安心できると感じていました。
高校2年生の時に東北建設の職場見学に参加し、どの部署も明るく、働きやすそうな雰囲気を感じたこと、そして引率してくれた人事の方が仕事内容や会社について丁寧に説明してくださったことで理解が深まりました。その結果、自分が実際に仕事をしている姿を具体的に想像できたことが、入社を決める大きな要因となりました。
「地域のつながりを尊重して、地域とともに」という経営理念にも共感し、自分も地元に根ざして働きたいと強く感じ、この会社でなら、自分の思い描く働き方が実現できると確信し、入社を決めました。

経験を学びに変えて、一人前の技術者へ
入社してすぐに現場へ出て、現場代理人の補助業務を担当しました。直属の先輩として指導を受けたのは、60代の現場代理人でした。内心では、もっと若手の先輩がマンツーマンで教えてくれるのかと思っていたため、経験豊富な大先輩が新人教育を担当していることに驚きました。しかし、実際に指導を受ける中で、その知識や経験の豊富さに触れ、大きな学びの機会となりました。
後から知ったのですが、建築の部署には現在8名(インタビュー当初の人数)が在籍しており、そのうち半数が現場代理人を務めています。その他のメンバーは、現場代理人の補助業務を行いながら、実務を通じて仕事を覚えていく流れになっています。そのため、経験豊富な現場代理人が新人教育を担うことにも納得しました。
また、新人が担当する現場については、会社の配慮があり、初めから遠方の現場ではなく、移動距離の短い近場の現場を割り当ててもらえました。これにより、慣れない環境でも安心して業務に取り組むことができ、スムーズに仕事を覚えることができました。
具体的な仕事としては、現場の写真撮影や測量を行い、簡単な図面を作成することもあります。建築工事では多くの協力会社の方々と一緒に工事を進めるため、外部の方とのコミュニケーションも重要な業務の一つです。
入社して間もない頃は、図面を見ても何をどうすればいいのか分からず、主に現場代理人からの指示を協力会社の方々に伝える役割でした。しかし、今では図面や仕様書を自分で確認し、施工が適切に進められているかをチェックする業務も行うようになりました。とはいえ、まだまだ現場経験は浅く、全ての業務を完全に理解できているわけではありません。そのため、現場代理人の仕事を見ながら、日々学び、知識を吸収し続けています。
また、実務を進める上で資格取得も必要になってくるため、業務と並行して勉強にも取り組んでいます。会社では資格取得を積極的に支援しており、受験にかかる費用を全面的に負担してくれる制度があります。さらに、資格を取得すると仕事の幅が広がるだけでなく、資格手当も支給されるため、モチベーションアップにもつながっています。資格取得を目指しながら、現場での経験を積み、一人前の技術者として成長していきたいと考えています。

支え合いの中で成し遂げた、大規模工事の達成感
これまで担当した現場の中で、最も規模の大きな工事がありました。この工事では、建築の仕事だけでなく、外構などの土木工事も含まれており、会社からは7~8名が関わるプロジェクトでした。
発注者や施主様のご要望には難しい部分も多く、それを実現するために業務量が増えることもありました。また、工事費用を予算内に収めるための調整も必要となり、規模が大きい分、乗り越えなければならない課題も多い現場でした。日々試行錯誤を繰り返しながら進めていく中で苦労も多かったですが、無事に工事をやり遂げたときの喜びはひとしおでした。
もちろん、現場代理人である先輩の方が自分以上に大変な思いをされていたと思いますが、そんな中でも励ましの言葉をかけていただいたり、「よく頑張ったな」と労ってもらえたことが、とても嬉しかったです。自分なりに精一杯取り組んできたことを認めてもらえたことで、苦労が報われたように感じ、より一層の充実感を味わうことができました。
また、現場の竣工式では、関係者が集まる会食が行われましたが、自分は裏方として準備や後片付けを担当していたため、会食には参加していませんでした。そのことを気遣ってくれた総務の先輩がランチをご馳走してくれたり、協力会社の方々と飲みに行く機会があったりと、本当に多くの方々に支えられていることを実感しました。こうした周囲の温かい気遣いやサポートがあるからこそ、現場の仕事を頑張ることができるのだと、改めて感じた出来事でした。
この現場には準備の段階から関わり、竣工まで一貫して携わることができたため、自分にとって特別な思い入れのある現場となりました。
5年後、どうなっていたい?
これまでに身に付けてきた経験や資格を活かし、将来的には現場代理人として現場をまとめられる存在になりたいと考えています。
5年後は20代の中で最年長となるため、若手や新入社員を引っ張っていける立場になることを意識しながら、さらに成長していきたいです。私自身も、入社当初に同じ高校出身の先輩がいたことで、仕事がしやすかったと感じる場面が多くありました。その経験からも、先輩の存在はとても大きいと実感しています。今度は自分が、後輩たちにとって頼れる先輩になれるよう、日々の業務に取り組んでいきたいです。
プライベートの過ごし方
冬場はあまり機会がありませんが、夏は天気が良ければ釣りに出かけたり、アウトドアを楽しんだりしています。また、ゲームが好きなので、自宅でゲームをすることも多いです。
友人も地元に残っている人が多く、約半分は県内で働いているため、時間が合えば友人と遊ぶこともあります。仕事とプライベートのバランスを大切にしながら、地元での生活を楽しんでいます。